高速道路のガソリン価格って高いの?安いの?

高速道路のガソリン料金以前、高速道路のガソリン料金が、一般道のスタンドよりも安い事がありました。
これは「給油所石油製品市況週動向調査」を元に、その月の高速道路上のスタンドの上限価格が設定されていた為です。
その為2006年のガソリン一斉値上げの際に、上限価格が設定されている高速道路上のスタンドは値上げが遅れ、一般道よりも安く設定されていました。
また当時この事は、様々なメディアで取り上げられた為、高速のスタンドに長蛇の列が出来るという事態にもなりました。

それでは現在でも、値上げのタイミングによっては高速道路上のスタンド給油する方が、お得なケースもあるのでしょうか?
この事に関して、その後あまり大きなニュースにされなかった為に、多くの人がその後の改定された内容や、現在の状況を知らないと思います。
ですから、現在でも2006年の時のように、「もしかすると高速道路はガソリンが安いのでは?」と、誤解されているようです。

実は上記のような価格差が発生しないように、2007年の3月に上限価格の設定期間が、1ヶ月に1度から1週間に1度に変更されました。
また、現在のような原油価格が不安定な時期には、一時的に上限価格の設定を見合わせるケースも出てきています。
上限価格が設定されていた理由は、高速道路上ではスタンドを選ぶことが出来ない消費者保護の目的でしたが、このような原油が不安定な状況では、1週間に1度の上限設定でも間に合わない場合があると判断された為だと思います。
上限価格の設定が無い場合の、高速道路のガソリン価格は完全に、スタンド任せと言う事ですから、利用者にとっては少々不安ではありますが、ガソリンスタンドの経営事態が危ぶまれる時代ですから、仕方の無い事なのかもしれません。

以上の事をまとめると、現状ではどんなに原油価格が変動しようと、一般道のスタンドより高速道路のスタンドのほうが安いという事は、まず無いと思ってよいでしょう。

高速道路を利用する前に

高速道路上のサービスエリア(ガソリンスタンド併設)は、ほぼ一定の間隔(約50km)で配置されていますが、地域によってはその距離が遠い場合もあります。
高速道路上でのガス欠は危険ですし、ロードサービス等の利用での給油は非常に高額です。
仮にガソリン価格が高いと感じた時でも、余裕を持って給油をして下さい。

また高速道路を利用する際は、予め一般道での燃料補給や、タイヤ空気圧等の点検などを心掛けてください。