ガソリンの値段には税金も含まれています

ガソリン価格私達がスタンドで購入するガソリンの内訳価格は、ガソリン自体の価格に揮発油税(48.6円)と地方道路税(5.2円)がプラスされ、その合計金額に消費税率が掛けられた金額となっています。
また軽油では、軽油自体の価格に消費税率が掛けられた金額に、軽油引取税(32.1円)がプラスされた金額となります。

ここで消費税の掛かり方に違いがある事にお気づきになりましたでしょうか?
ガソリンの場合は、税金を含めた金額に消費税が課されていますが、軽油は税金と別に消費税が計算されています。
この事でガソリンは二重課税されていると、しばしば問題にされます。
しかしガソリンに掛かる揮発油税と地方道路税は、ガソリンを精製する際に課された税金ですから、ガソリンの製造原価に含まれる為、消費税が発生します。
いっぽう軽油に掛かる軽油取引税は、軽油の取引に課された税金ですから、消費者(購入者)が支払う税金である為、消費税が発生しません。

上記のようにガソリンと軽油は、現状では全く性質の違う税金が課されている為、単純にガソリンが二重課税されているとは言えないのです。
また酒税は、ガソリンと似たような課税がされているにも関わらず、二重課税とあまり問題にされないのは、ガソリンの場合の軽油の様な比較対象が無い為だと思われます。

※上記の記載の税率は暫定税率を含む。(詳しくは、「ガソリン税の暫定税率」をご覧下さい。)

各税金の説明

ガソリン税・・・
揮発油税と地方道路税を合わせた物が、ガソリン税と呼ばれています。
揮発油税・・・
揮発油税は、ガソリンを精製する事業者に課される道路特定財源です。
地方道路税・・・
地方道路税は、揮発油税に課される道路特定財源です。その名前から誤解され易いが、地方税ではなく国税です。
軽油引取税・・・
軽油引取税は都道府県税(地方税)に分類され、軽油の取引時に発生する税金です。その為、軽油取引税と間違われやすい。道路整備の財源として利用されています。